安達ロベルト×ギャラリーカメリア写真講座  

【光の時  Time for Light】  

  27期受講生募集のご案内

 

インスピレーション・シリーズ

 

1. 知覚と知性 

 

「世の中の一般的な写真においては、常に被写体が必要とされます。そして多くの写真においては、被写体イコール作品の中身となっています。そこで私が興味を持ったのは、中心になる被写体がない写真、被写体を排除して、そこにあるはずの被写体の周囲にある器に目を向けるということでした。」ウタ・バース 

 

あなたがこれまで以上にインスピレーションを得て、これまで以上に深く考え、これまで以上に自分らしく表現するために、今期からの【光の時】は、ちがうアプローチで行います。  

 

インスピレーションがいったいどこからどのように来るのか、誰にもわかりません。多くのアーティストが雷に打たれるようなひらめきを望んでいるにもかかわらず、意図して自由に引き寄せることはできません。ただし、美術館やギャラリーに出向いたり、先人の仕事にふれることで、 作品からインスピレーションを受けることは誰にでも随時可能です。 

 

対面講座では、実際に美術館やギャラリーに出向き、写真や美術作品からインスピレーションを得ます。 

 

オンライン講座では、写真をはじめ、美術、音楽の作品、および作家や解説者の言葉からインスピレーションを得ます。 

 

どちらでも、鑑賞後に仲間、そして写真以外の媒体に造詣のある講師やギャラリストとのディスカッションで気づきを深めます。 

 

対面またはオンライン、テーマは同じですが、それぞれの利点を生かした別プログラムで行います。両方受講することも可能です。 

 

従来の講座では毎回お題の発表が中心でしたが、今期はこれまでの期と異なり、発表のない、鑑賞だけの回があります。なぜなら、インプットはアウトプットと等しく重要だからです。また、 共通のテーマ(キーワード)を持って行う鑑賞は、新たな気づきも与えてくれるでしょう。 

 

27期のテーマは「知覚と知性」。冒頭のウタ・バースの言葉にあるように、多くのアーティストが、鑑賞者の知覚にゆすりやゆらぎをもたらすような作品を制作しています。そして、そのために知性を用いています。今期はそんな作品・作家を選び、ご紹介します。そこで得られるインスピレーションをもとに、自由な解釈、作風で、あなた自身の作品を制作します。 

 

内容はアップデートしつづける【光の時】ですが、核は変わりません。これまでとかわらず、感性と知性のヨガのような講座です。作品を通して誰かを感動させたり、感心させる作品をつくる必要はありません。あなたのステージに合った学びや気づきのプロセスをいちばんに大切にしています。 

  

【インスピレーション・シリーズ】が、あなたの作品に生涯にわたって影響を与えつづけるインスピレーションになることを願っています。  

 

 

下記のスケジュールで行います。

 

※ 対面コースは、鑑賞日か発表日かによって時間が異なりますのでご注意ください。 

※ 27期は、対面とオンラインの内容が異なりますので、授業欠席による振替及び、聴講はできません。

 

第1回 鑑賞(対面 9:30-12:00、オンライン 9:00-11:30)

第2回 発表(9:00-11:30) 

第3回 鑑賞(対面 9:30-12:00、オンライン 9:00-11:30) 

第4回 発表(9:00-11:30)  

 

Aコース(対面)  5/18(土)、6/22(土)、7/20(土)、8/24(土) 

Bコース(対面)  5/19(日)、6/23(日)、7/21(日)、8/25(日)  

Cコース(オンライン) 5/25(土)、6/29(土)、7/27(土)、8/31(土)  

  

各コース 定員5名

 

 

 

☆対面コース鑑賞予定美術館:東京都現代美術館美術館、東京国立博物館 

☆オンラインコース鑑賞予定アーティスト:ウタ・バース、リゲティ、千田泰広(ゲスト出演交渉中)など  

  

※ 対面コースは受講料以外に、美術館の入場料、事前事後のミーティングに使うカフェ等の飲食代が別途かかります。

 

 

 

 

お申込み方法

 

①ご希望コース(A〜Cよりお選びください)

 

②ご芳名、ご連絡先(メールアドレス、日中ご連絡可能なお電話番号)

 

①②を明記の上、メールまたはGallerySNSのDMなどでお申し込みください。

 

メール:info@gallerycamellia.jp 

 

お申し込み受付完了の返信と、初回講義のこと、お支払いのことをご連絡いたします。

 

  

  

©Robert Adachi

  

 

写真講座ではありますが、アート全般、生活全般に応用できる内容です。

写真の技術向上を第一の目的にする講座ではありません。いわば「感性のヨガ」。硬くなったハートとマインドをほぐし、体幹を育てていきましょう。

オンライン、対面、内容は基本的に同ですが、それぞれのアドバンテージがあります。

そして授業以外に、講師から毎週示唆に富むお手紙が届きます。  

 

 

【オンライン】

・世界中どこでも受講できる

・集中しやすい

・写真や情報のシェアがしやすい

・受講者全員の表情が見える 

 

【対面】

・物理的に空間を共有できる

・同じ光を体験できる(自然光で行います)

・ギャラリーカメリアで展覧会中の作品を鑑賞できる

・講師が煎れるコーヒーが飲める(大丈夫な方)

・美術館へ行く 

 

 

◯受講料

 ビジター \33,000- 

 リピーター割引・ご家族割引 \29,000-

 

◯目的:3つの「愛でる」

・光を愛でる

・写真を愛でる

・時を愛でる

 

◯参加資格

・年齢、性別、国籍、写真歴の長短は不問

・光、季節、話等を通じて、写真の時間を純粋に楽しみたい方

・毎回出される「お題」に積極的に取り組むつもりの方     

※ カメラをお持ちでない方はご相談ください

 

・ドレスコード:ギャラリーでの対面授業は男性は襟のついたシャツまたはジャケットの着用、女性はそれに準ずるもの)

気持ちと時間に余裕をもってご出席いただけるよう、そして、服装のことでお互いの気持ちが散らないようにという理由からで、お洒落をして欲しいということではないのです。

  

 

◯イベント開催(不定期)

これまで講座を受講くださった方、全員を対象に不定期にイベントを開催しております。

 

<過去のおもな企画>

・展覧会開催

・美術館で展覧会鑑賞後、企画担当学芸員によるレクチャー

 東京都庭園美術館、IZU PHOTO MUSEUMなど

・大人の遠足 ー 神奈川県立近代美術館 、川村記念美術館など

・講師、受講生による音楽LIVE

・北九州市立美術館・学芸員によるオンライントーク

 

◯受講生永久特典

・ Facebook非公開グループページ(掲示板)にて情報交換をしています

・ 当ギャラリーでの展覧会が20%割引で開催できます

・ 撮影会、自主講評会、美術館見学、懇親会なども実施しています(有志)

 

 

 

 

◆講師◆

安達ロベルト

アーティスト/写真家/作曲家

www.robertadachi.com

上智大学法学部国際関係法学科卒業、大学では難民問題を研究。

写真家としては、銀塩モノクロ写真制作を活動の核に置き、広告・エディトリアル等の分野でも撮影。

画家としては、水彩画を中心に近年は毎年個展を行う。絵本や書籍の挿絵も手がける。

ファインアートの分野で国内外で受賞多数。

作曲家としては、アルバム制作、ライヴ活動と並行して、演劇・ダンス・映像・テレビ番組等に楽曲を多数提供。